KAIの改善ブログ

KAIがゆるく人生を改善していく経過をつづったブログです。読者の方の人生にも役立てば幸いです。

時間のslackについて

現在僕はサラリーマンで多くの仕事を与えられていて時間が不足しています。

その中で今回は『いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学』の内容を中心に、取り入れたい内容をまとめました。

この本は一言で言うと、余裕の持つ事の大切さを説いた本です。

その中で、時間の余裕が無くなる原因の分析の部分を抜粋し、また、それをふまえて時間の余裕をもつために自分が出来そうな解決策を考えました。

 

●時間の余裕が無くなる原因について

・余裕(slack)が大事(時間以外でもお金、孤独等も同じ)。余裕があるからこそ正しい判断を下せる。
・欠乏すると視野が狭くなり(トンネリング)、欠乏している事に脳の処理能力を常に食われてそれ以外のことを考えられなくなりIQが下がってしまう。
・欠乏状態だと目の前の緊急の課題への対応ばかりして緊急でないが重要な課題への対処を考えられなくなる。それゆえに対処療法ばかりになり、あとでより大きな問題が引き起こされ、トータルで余計時間がかかってしまう。
・時間が無い状況がより時間が無い状況を作り出している。
・時間が欠乏すると、必要な時間が増える。
これは2回目の授業のあとに1回目の授業の宿題をするようなもの。
1回目の授業内容の思い出し(遅れを取り戻す事)が必要になるため、普通より時間がかかる。
2回目の授業の宿題は3回目の授業の後になり、、以下同文。
・緊急の手術が入る→元から余裕が無いと元の予定を変える調整が必要になり、余計時間がかかる→手術室を常に1つ空けておく(slackを作る)ことでその調整が不要になり、効率が上がり医療ミスも減る。
 
●時間の欠乏の罠に対する解決策は?
・最初の2割の時間で8割の仕事を終わらせる(『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』中島聡)。
・朝に頭を使う仕事をする。
・大局的な観点から見る時間をもつ(緊急でないが重要な課題(予防)に時間を充てる)。…『七つの習慣』の第二象限の話に通じる
・事前にスケジュールを作成する。
・ゆとりをもたせたスケジュールを作成する。
・スケジュール作成時に業務毎にかかる時間を見積もり、見積の精度を上げる。
・スケジュールにslackを2.5時間/日だけ作っておく(病院の手術室の例)。
・余裕があるうちにゆとりを作っておく。
・アラーム機能を使って、時間で区切る
・処理能力の管理と養成に重きを置く
・思い出すのに意外と時間を取られるから、なるべく避ける(中途半端でやめて後日思い出し作業から始まる、を避ける)。(確かサラタメ氏が言ってた)